耐候性試験サイト（曝露促進試験）

アリゾナは、砂漠気候で屋外曝露試験の基準曝露地とされております。アリゾナは曝露過程における２つの重要な要因、高日射量、高温がみられる環境です。また、砂漠気候特有の低雨量、低湿度、気温年較差大(約45°)も重なり、材料・製品へ強いヒートショックを与えます。

DSETラボラトリーズ社（DSET）は、1948年に設立された砂漠気候下の曝露場です。フェニックス市街より北方約50kmの汚染のない環境に位置しております。開設以来、自動車、建築材料、塗料、プラスチックスなどの曝露試験を世界中のお客様から受託しております。
また、砂漠気候は日本に存在しない気候であり、日本企業様の北米市場向け製品・材料開発に貢献しております。

DSETでは最新の設備で環境因子を計測しております。このなかには全天日射量(紫外・可視・赤外)や全紫外と狭領域紫外と同時に気温・ブラック/ホワイトパネル温度・相対湿度・降水量・濡れ時間・風速などが含まれます・ すべてのDSETの気象観測装置はWorld Radiometric Reference (WRR)とNational Institute of Standards and Technology (NIST)に直接トレーサブルしております。